年内68冊目/週内1冊目
☆3.9
<本書で得た気付き>
・果糖・尿酸を避けよう
お久しぶりの登場です。のぞむです。2週間ほど空いてしまいました。
どういう経路でたどり着いたのか忘れてしまいましたが、「人はなぜ太るのか」という副題に惹かれて読みました。
「消費カロリー以上にカロリー摂取をしているからだろ」というのは確かなのですが、それ以外にも様々な物質や機構が関わっていることが解説されていました。
安定したエネルギー確保が得られる前の時代、動物として獲得した「サバイバルスイッチ」のオン/オフが肥満に関わっていること。そして、果糖や尿酸など、さまざまな物質がその機構に関与していること。
そうした事実が、動物実験等の研究から明らかにされていました。
まず、肥満を語る際に一番のやり玉に上げられる脂肪ですが、必ずしも悪者とは言えないというところから話が始まります。
たとえば、水が簡単に手に入らないような環境で生きている動物たちは、水分源として脂肪を蓄えることがあるそうです。水が必要になると脂肪を分解して、体内で水分を「生成」することで生き延びるんだとか。
そういう位置づけもあるのか、と感心しました。
脂肪分ではなく、むしろ本書全体で「悪者」の位置に据えられていたのは「果糖」でした。
食物が十分に得られることが確実ではなかった時代。動物として身につけた「サバイバルスイッチ」がオンになってしまうと、カロリー摂取のために積極的に動くようになり、消費カロリーも減らされてしまうことが明らかになりました。
そして、そのサバイバルスイッチをオンにしてしまう物質が「果糖」なのだそうです。
そのため、単純に消費カロリーを減らすのではなく、果糖を積極的に排除していく必要があるんだなと思いました。
また、尿酸や旨味なども、体内で肥満に寄与するはたらきをするようです。
ダイエットを効率的に進めるためには、こうした「体内での物質のはたらき」を知っておくことが大切ですね。
感心することしきりな本書でしたが、☆3.9とした理由は。
長い!
様々な研究や調査を引用しているからか、小さめのフォントで300ページ強もありました。結局読み切るのに2週間もかかりました。
学術的書物としてはこれくらいの内容が普通なのかもしれませんが、要点をまとめた書籍があればダイエッターが喜ぶのではないかなぁという印象です。
まあ、久しぶりに一冊読了できてよかったかな。
この記事もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。


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