年内52冊目/週内3冊目
☆4.1
<本作で得た気付き>
・揺れ動く人の感情は一辺倒ではない
とても引き込まれる内容で、一気に読了してしまいました。
帯にも書いてあるのでネタバレ的ではないと考えて、本書の主題を書いてしまうと「プロポーズされた翌日、恋人が盗撮で捕まった。」という内容の1冊です。
読む前の印象としては、「これはまた、冤罪関連のお話なのかな」と思っていたのですが、その恋人とやらは本当に盗撮していたという…。
本書は、そういった経緯を受けて、大きく揺れ動く主人公・新夏と、その周囲の人々との関わり合いの描写が、秀逸でした。そして、性犯罪という最近特に着目されるようになった犯罪形態の、独特な問題点も浮き彫りにしています。
本書も先が気になってどんどん読み進められる1冊でしたので、本屋大賞にノミネートされたのもうなずける内容でした。
ただ…いかんせんテーマが重く、読後の爽快感というか、読み切った感がそれほど強くないので、本屋大賞とれるかなぁと考えると、少し弱いような気がしました。
今まで三冊読んだ中では、やっぱり成瀬が強かったです。脅威の二連覇になるのでしょうか。
まあ、まだ7冊残っているわけで、引き続き他のノミネート作も読み進めていきます。
この記事も、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう。
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